2008年12月28日日曜日

もしも5

ここは霞ヶ浦駐屯地。陸自に所属。ベタでしょうか。
ということで本日はカスガで行きます。
階級はよくわからないのでとりあえず一等陸尉あたり。
防衛大卒業後入隊、配属される。
酒は嗜む程度。ちなみに親友とも同じ駐屯地。
そして開催される駐屯地祭。
戦車いっぱい、兵器いっぱいの祭り。
そこにポツンとアキの姿が。
「いきなり戦車が見たいって……何なのこの兵器祭り……」
どうやらカヤナに誘われて来たようだ。
カヤナはというと、射撃演習に参加中のようだ。
「これはすごい!」興奮気味。アキは独りぼっち。
とそこに。
「AH-64Dが着陸した所だ。見に行かないのか?」
「えーえいち……?」
どうやらヘリが着陸したらしい。当然アキは興味なし。
「せっかくだ、自分が案内しよう。ついてくるといい」
「え、あの、その……!」といい、アキの手を引いて歩く。
どうやらこの一等陸尉は、見学者を一人でも多く楽しませることが
任務だと思っているようだ。
そしてチンプンカンプンのレクを受けて、少々ぐったり気味。
「どうした? 気分でも悪いのか?」
そういうわけではないのだが、ちょっとひきつりつつ笑顔のアキ。

シン「どーしたカスガ、何かいいことあった?」
カスガ「いや、何もないが」
シン「そーゆーわりに、にやついてない?」
カスガ「そ、そうか?」
自分ではちょっといい事したと思ったカスガだった。